マンション投資にかかる費用

マンションなどの不動産を運用する投資は、リスクが低くて長期的に安定した収益を上げられる手段のひとつです。元手となるマンションがあれば、賃貸に出すことで毎月決まった家賃収入を得ることができるので、株のように大きな損をする危険性もありません。また管理会社に依頼すれば、オーナー自身が管理する必要もなく、手間がかからないのも大きなメリットです。

ただし運用するマンションを入手するためには、物件を購入する費用が発生しますし、不動産売買の契約時にかかる手数料や、管理会社に支払う料金なども検討しておく必要があるでしょう。住宅ローンなども利用できるので、一般的には購入する物件の10%程度の初期費用があれば、マンション投資を始められます。

ワンルームマンション投資の3大メリット

ワンルームマンション投資を始めることの３つの大きなメリットをご紹介します。

自己資金が少なくても始められる

少ない予算で始められることが大きなポイント。通常、物件価格の2～3割が必要と言われていますが、最近ではフルローンという、金融機関が全額負担するタイプのローンも受けられます。また、毎月の家賃収入があるため、それをローンの返済に充てることができるので安心です。

出典：投資用ワンルームマンション購入マニュアル

多くの投資は始める際に自己資金が必要になり、特に不動産投資の場合は最初に物件を入手するために、自己資金が大きくなってしまうのがハードルになることも少なくありません。しかしワンルームマンションなら、安い物件なら購入価格が300万円くらいからあり、ローンを利用すれば100万円以下の自己資金で始められ、少しずつ投資を増やしていくことも可能です。

リスクを分散できる

ワンルームマンション投資では、将来どれくらいの収入を得たいかによって、所有する部屋数を購入・売却して調整することもできます。複数の部屋を所有することは空室リスクの分散にもつながります。

出典：幻冬舎ゴールドオンライン：特集　ワンルームマンション投資のメリットとリスク

不動産投資のリスクは、マンション自体の人気が落ちたりエリアに移り住んでくる人数が減ってしまうことも関係しています。ワンルームマンションなら単価が安いので、ほかの土地にも複数の部屋を持つことができ、入居者がまったく入らないというリスクを分散させることができます。

需要が維持されている

東京や大阪などの都心部には今後も若者が集まり、また高齢化社会となり単身者も増えるため、ワンルームマンションの需要は維持され、入居者が途絶えにくいと考えられてます。

出典： RENOSY ASSET：ワンルームマンション投資とは〜リスクと成功の秘訣

マンション投資は、賃貸に出した部屋に入居者が入らないことには収益が生まれません。マンションの規模はワンルームからファミリータイプまでさまざまですが、少子高齢化が進む日本では、都心のワンルームなら若者の需要が高く、地方なら単身高齢者の入居が見込まれ、家賃もそれほど高くはならないので安定した入居率が確保しやすくなります。

投資用に適したワンルームマンションを探そう

ワンルームマンション投資はリスクが低く利回りの高い投資ですが、確実に収益を上げるには、やはり入居者が集まりやすい物件を見つけることが重要なポイントになります。

少ない自己資金で始められるワンルームマンション投資